肌のきれいな男性

お肌のトラブルに悩むのは女性だけではありません。むしろ男性の方が、日焼け対策をしなかったり髭のお手入れで負担をかけたりと、肌荒れが起きやすい状態にあります。

そこで今回はそんな男性のお肌の悩みを解決すべく、敏感肌の原因とその対策方法をご紹介していきます。

敏感肌とは「状態をコントロールできない肌」

敏感肌と、「刺激に敏感な肌」です。

健康な肌だと、少しくらいの刺激を受けても肌自身で状態をコントロールして、肌荒れが起きないようにしてくれるのですが、敏感肌ではこのコントロールが効かずちょっとした刺激でも肌荒れを起こしてしまうのです。

敏感肌の原因は「シェービング」「食生活」「乾燥」の3つ

敏感肌の男性

男性が悩む肌トラブルのトップ3は「カミソリ負け」「ニキビ」「乾燥肌」となっています。[注1]

3つとも、刺激に耐えられなかった結果がトラブルとして表れた形になります。

敏感肌の人は普通肌の人と比べてこういった肌トラブルに見舞われやすくなります。ひとつひとつ原因をみていきましょう。

肌荒れのお悩み第一位「カミソリ負け」

やはり一番のお悩みは、この「カミソリ負け」です。毎日のように肌に刃をあて、肌の表面の角質層を削り取ってしまうので、必要な水分や油分が落ちてしまい荒れてしまいます。

休日ならば、ひげを剃らないことで肌を休ませるという選択肢もありますが、仕事や学校へ行くとなるとそうはいかないのが現実です。

肌荒れのお悩み第二位「ニキビ」

若い人ほどよくできると言われる「ニキビ」ですが、実は年齢問わず敏感肌やオイリー肌の方ほど多く出来てしまいます。

「ニキビ」が出来る原因は、肌の皮脂コントロールがうまくいっていないこと。ファストフードや居酒屋の揚げ物など油分の多い食事のとりすぎがニキビにつながるケースも多いです。

肌荒れのお悩み第三位「乾燥肌」

1日中エアコンをつけっぱなしの職場や学校で過ごすと、肌から水分が失われ「乾燥肌」を引き起こします。カサカサになったり白い粉を吹いたり、さらにひどくなるとひび割れを起こしてしまいます。

[注1]男性専門の総合美容クリニック:「ゴリラクリニック」調べ

敏感肌でも肌荒れを起こさない3つの方法

肌状態のコントロールがあまり上手でない敏感肌の人でも、肌荒れを起こしにくくする方法はあります。今回はその中からご自身でも簡単に出来る3つの方法をご紹介します。

肌へ負担をかけないシェービング方法

電動シェーバーで髭剃り中

男性の肌荒れの原因第一位である「シェービング」のやり方を工夫することで、肌荒れを起こしにくくします。手間は少し増えるかもしれませんが、慣れてしまえばそんなに苦痛なものではないはず。ぜひ毎日のお手入れ時に取り入れてみてください。

シェービング剤は髭の毛を柔らかくし、カミソリの滑りを良くして肌への負担を少なくする役割があります。

普段はシェービング剤を使っていても、急いでいるときや疲れているときなど、つい面倒くさくなってシェービング剤を省いてしまっていませんか?忙しいと生活が不規則になりやすく、ただでさえ肌トラブルが起きやすいところ、シェービング剤を省くと肌に大きな負担をかけてしまいます。

また、忙しい時ほど力加減を誤って肌を傷つけてしまったり、剃り残しを見逃してしまったりするので忙しいとき程シェービング剤を使って、丁寧にやりましょう。

電動シェーバーはカミソリと比べると肌への負担が少なく、肌トラブルを起こしにくいです。というのも、電動シェーバーは刃自体が顔の輪郭に合わせて動くように設計されているので、カミソリと比べると皮膚の表面にある角質層を削り取ることが少ないからです。

カミソリのほうが安いし便利だからと、つい電動シェーバーよりもカミソリを使ってしまう方が多いのですが、電動シェーバーの方が肌には優しいのです。今までカミソリしか使ったことがないという方はぜひ一度、電動シェーバーを試してみてください。

毛の流れに沿ってシェービングをすると、肌への負担が少なくて済み肌荒れを起こしにくくなります。なるべく流れに逆らわないようにカミソリやシェーバーを動かしてみましょう。

毛の流れに逆らったシェービングの方が剃り残しが少なくなるため、毛の流れに沿った剃り方を好む方もいるかと思います。ですがこれは肌に負担がかかります。まずは流れに沿って全体を剃り、剃り残しの部分だけ逆方向から剃るようにしましょう。

油分と水分をコントロールするスキンケア方法

続いてはスキンケアです。肌荒れを防ぐためには適切な油分と水分を肌に与えておく必要があります。

顔を洗うときは洗顔フォームを使う

男性は女性よりも肌の油分が多いので、洗顔時はメンズ用の洗顔フォームを使って丁寧に洗いましょう。これも急いでいる時や忙しい時ほど手を抜いてしまいがちですが、手を抜くほど後の後悔に繋がります。忙しい時程、逆にしっかりやるようにしてください。

洗顔後は化粧水と乳液を使う

丁寧に洗顔して余計な油分や汚れを落としたら、次は水分を補給してあげる必要があります。具体的には化粧水で水分を与え、乳液で表面に膜を作って水分を閉じ込める、という2ステップになります。

スキンケアは女性がやるもの、と思っている男性がとても多いのですが、特に肌荒れに悩む敏感肌男性は女性以上にしっかりとしたスキンケアが必要です。

ためたストレスを解消する方法

カラオケとビールでストレス発散

日常でのストレスは肌荒れにつながります。ストレスをためないという事も肌荒れ対策には重要なポイントです。自分に合うストレス解消法をあらかじめ見つけておくと、自分のペースで出来るのでおすすめです。

好きな趣味がある方は、それに没頭する時間をとりましょう。またジョギングをしたりジムに行ったりして身体を動かすのも良いでしょう。

特に趣味が無いという方は、例えば、いらない新聞紙などをビリビリ破り続けていると落ち着く、という方もいます。ノートにひたすら愚痴を書き出していくと、いつの間にスッキリしている、という方もいます。あるいは映画を見るなどして涙を流しデトックスをする、いわゆる「涙活」をされる方もいます。

ストレスを溜めてしまうと食生活が乱れたり睡眠不足になったりして、肌の状態をコントロールする力が普段よりも落ちます。そして肌荒れもしやすくなってしまいます。

ぜひ普段から定期的にストレスを発散させ、溜め込まない生活を心がけてみてください。

専門家のチカラを借りるのもひとつの手

肌荒れは普段の行動を見直すことで、ある程度は防ぐことができます。ただし自分の肌質を間違って理解していると、防げるはずのトラブルも防げない、ということが起きてしまいます。

メンズエステに行くと、肌質診断を受けることができます。普通の人と比べて油分や水分の量はどうか、角質層の状態はどうか、そしてどんなお手入れをしたら良いかなど、専門家が判断してアドバイスをしてくれます。

肌荒れにお悩みなら、敏感肌だから肌荒れは仕方ないと一人で抱え込まず、ぜひ一度専門家に見てもらうことをオススメします。

自分の肌をよく知り肌荒れを防ぐ方法を普段の生活に取り入れよう

シェービング、食生活、そしてスキンケアを工夫することで、敏感肌でも肌トラブルに悩むことは減るはずです。自分の肌質を理解して、肌荒れの解消に繋げましょう。

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