プロテインを飲む男性

近年、ボディメイクを助けるアイテムとして、プロテインが人気を集めています。

なかには「プロテインを飲むと太るから…」と敬遠されている方もいますが、正しい方法で飲めば、太るどころか理想の体づくりにとても役立ちます。

多忙なビジネスマンは体が資本ですので、正しいプロテインの飲み方を覚えて、日々の生活に上手に取り込んでみましょう。

今回は、体を鍛えたいと思っているビジネスエリートの男性向けに、プロテインをおすすめする理由や、適切な飲み方、種類と選び方のポイントについて解説します。

プロテインは飲み方を間違えなければ太らない

プロテインは、もともとプロのスポーツ選手やアスリートが愛用していることで知られるアイテムですが、一般人が摂取すると「太る」というイメージを抱いている方も多いようです。

そのせいか、体型を気にしている方や、ダイエット中の方はプロテインを敬遠しがちですが、結論から言うと、プロテインは正しい方法で飲めば太ることはありません。

そもそもプロテインとは、人が生命活動を維持するために必要な三大栄養素の1つである「たんぱく質」のことです。

他の三大栄養素である糖質と脂質は、摂取し過ぎると肥満につながるリスクが高くなりますが、たんぱく質そのものが体重増や体脂肪増の原因になることはありません。

むしろ、たんぱく質は脂肪を燃焼するために必要な筋肉を作る減量となる栄養素ですので、プロテインを適切な飲み方で摂取すれば、ダイエットやボディメイクに役立ちます。

「プロテインを飲むと太る」と言われる理由

では、なぜ「プロテインを飲むと太る」という説が世間に広まっているのでしょうか。

その理由は簡単で、単純に一日の総摂取カロリーが消費カロリーを上回ってしまうためです。

プロテインの摂取方法は人それぞれですが、プロテインそのものにもカロリーが含まれているほか、牛乳や豆乳で割って飲んだりすると、そのぶんのカロリーや脂質も摂取することになります。

そのため、普段の食生活を変えずにそのままプロテインを摂取すると、カロリーオーバーで太ってしまう可能性があります。

また、たんぱく質は筋肉のもとになる成分と説明しましたが、体内で使い切れなかったぶんは脂肪として蓄積されてしまいます。

たんぱく質は普段食べている肉や魚、卵などにも含まれていますので、運動をせず、いつもの食生活にプロテインのみ追加すると、たんぱく質の過剰摂取になってしまうおそれがあります。

脂質や糖質とのバランスを考えながら、必要量のたんぱく質を食事のみで摂取するのは意外と難しいので、不足分をプロテインで補うのは有効な方法ですが、普段の食生活とのバランスも考えて摂取することが大切です。

忙しいビジネスマンこそプロテインを飲むべき2つの理由

忙しいビジネスマン

プロテイン=アスリートが摂取するものと考えている方も多いですが、実は多忙な毎日を送るビジネスマンこそ、日々の生活でプロテインを積極的に摂取するのがおすすめです。

なぜビジネスマンにプロテインが必要なのか、その理由を2つのポイントに分けて解説します。

引き締まったボディ作りに役立つ

プロテインの主成分であるたんぱく質は、筋肉の生成に必要不可欠な栄養素です。

たんぱく質が不足すると、筋肉が合成されにくくなり、締まりのないたるんだボディになってしまいます。

いくら身だしなみを整えていても、ボディラインが崩れているとだらしない印象を与えてしまうため、ビジネス面では大きなマイナスとなります。

プロテインを摂取していれば、筋肉のもとになるたんぱく質を効率よく摂取できるので、ボディメイクやダイエットに役立ちます。

健康な体をキープできる

たんぱく質は筋肉だけでなく、内臓や皮膚、骨、歯、腱、髪、爪など、体のさまざまな部位を構成する役割を担っています。

そのため、たんぱく質が不足すると、体調不良に陥ったり、ケガが治りにくくなったり、肌荒れやダメージヘアに悩まされたりしやすくなります。

見た目の悪さがビジネスでの第一印象に悪影響をもたらすのは先に説明した通りですが、さらに体調不良や回復遅延などが重なると、仕事で精力的に活動するのが難しくなります。

特に多忙なビジネスマンは食生活が偏りやすく、慢性的なたんぱく質不足に陥っている人が多いので、プロテインで効率よくたんぱく質を摂取するのがおすすめです。

体を鍛えるビジネスマンの正しいプロテインの飲み方

プロテインの効果をより高めたい場合は、正しい飲み方のコツをつかむ必要があります。

ここでは、体を鍛えるビジネスマンが覚えておきたい正しいプロテインの飲み方とポイントを紹介します。

筋力アップを目指すなら、運動後30分以内&就寝前に摂取するのがおすすめ

プロテインは医薬品ではないので、特に摂取するタイミングが決まっているわけではありません。

しかし、筋力アップや筋肉の増量を目指すのなら、運動後30分以内&就寝前の摂取がおすすめです。

運動後30分以内はゴールデンタイムと呼ばれており、摂取した栄養素が一番吸収されやすい時間帯といわれています。

運動後は筋繊維が傷ついている状態なので、筋肉のもとになるプロテインを摂取すれば、ダメージをすばやく修復できます。

筋肉は一度傷ついた後に再生すると、ダメージを負う前よりも増幅・増強するという性質を持っているため、回復効率をアップすれば、より運動効果を高めることができます。

一方、就寝前にプロテインを摂取すると、眠っている間に分泌される成長ホルモンのはたらきを活性化することができます。

成長ホルモンには筋肉の成長や修復を促すはたらきがあるため、分泌が活発になると筋力の増強につながります。

ただ、寝る直前に摂取すると胃腸に負担をかける可能性がありますので、就寝の30分~1時間前に摂取するとよいでしょう。

粉末プロテインはシェーカーを使ってよく溶かす

粉末プロテインは水や牛乳などで溶かして飲むのが基本ですが、スプーンやマドラーで混ぜただけではダマになりやすく、飲みづらくなってしまいます。

面倒でも専用のシェーカーや、フタつきの容器などを使ってよく振り、粉末プロテインをしっかり溶かしてから飲むようにしましょう。

また、プロテインの粉末は時間が経つと底の方に沈殿してしまうので、完成したら時間を置かず、すぐに飲むのがポイントです。

体重1kgにつき1~2gの摂取を目安にする

たんぱく質は過剰摂取すると脂肪のもとになりますので、1日に必要なぶんを適切に摂取することが大切です。

1日に必要なたんぱく質の量は人によって異なりますが、一般的に成人なら体重1kgにつき1g、ボディメイクを目的とするなら体重1mgにつき2gの摂取が目安といわれています。

適量を摂取する方法はプロテインのパッケージなどに記載されていますので、よく内容を読んでから摂取量を決めましょう。

作り置きはNG

ビジネスマンは多忙なので、毎回プロテインを作るのは面倒に思うかもしれませんが、原則として作り置きはNGです。

プロテインにはたんぱく質だけでなく、糖質やビタミン、ミネラルなどの栄養素が含まれているため、作り置きすると細菌や雑菌が繁殖しやすくなります。

冷蔵庫に入れておいたとしても長持ちしませんので、手間でもプロテインは飲む直前に作ることを心がけましょう。

ビジネスマン必見のプロテインの種類と選び方のポイント

粉末のプロテイン

プロテインにはさまざまな種類があり、それぞれ特徴や目的が異なります。

ここでは、ビジネスマンがプロテインを選ぶときにチェックしたいポイントを2つ紹介します。

プロテインの原料をチェック

プロテインの原料は、大きく分けて「ホエイ」と「大豆」の2種類に分類されます。

ホエイとは牛乳に含まれる乳清を原料にしたプロテインで、たんぱく質を構成するアミノ酸の合成や吸収に優れているところが特徴です。

そのため、筋肉をつけたい人や、体を鍛えたい人はホエイプロテインを選ぶのがおすすめです。

一方の大豆プロテインは、名前の通り大豆を原料としたもので、遊離脂肪酸を低減する効果が期待できます。

ダイエットや減量を目指しているのなら、大豆プロテイン配合の商品を選ぶようにしましょう。

使いやすさをチェック

プロテインには、水や牛乳で割って飲む粉末タイプのほか、そのまま摂取できるドリンク・ゼリータイプがあります。

ドリンクやゼリータイプは、混ぜて溶かす手間がないところが利点ですが、味が最初から決まっているので飽きやすいという欠点があります。

一方、粉末タイプは作るのに手間がかかるのが難点ですが、割るものを変えれば味をアレンジできるので、長く続けやすいという利点があります。

どちらを選ぶかは好みやライフスタイルによって異なりますので、自分のニーズと照らし合わせて、より適した商品を選びましょう。

もちろん、運動後はゼリータイプ、寝る前は粉末タイプなど、2種類以上のプロテインを使い分けてもOKです。

多忙なビジネスマンほどプロテインを飲む習慣をつけよう

プロテインはスポーツ選手やアスリートが飲むものというイメージがありますが、多忙で食生活が乱れやすく、かつ体が資本のビジネスマンこそ、プロテインの摂取が必要です。

プロテインを適切に摂取すると、ボディメイクや肌・髪の改善など見た目に良い変化をもたらすだけでなく、毎日の健康増進にも役立ちます。

ただ、食生活や運動習慣を見直さずにプロテインだけ摂取すると、たんぱく質の過剰摂取になって太ってしまう可能性があります。

プロテインを摂取するときは、飲むタイミングや量に注意し、必要なぶんだけ効率よく摂取しましょう。

ダイエットの経過

ダイエットをしたいけど知識がなく、プロの力を借りたいとお考えの方は、代官山駅から徒歩3分、恵比寿・中目黒から徒歩7分のメンズ専門エステサロン「TransATT(トランザット)」までお気軽にご相談ください。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事