男の二重あご

いつの間にか気になってくる男性の二重あご。なんだかパッとしない印象を与えてしまいますが、そんなに珍しいことでもないので、対策に力を入れていない方も少なくないでしょう。

しかし、二重あごを放置していると、病気の要因となってしまうこともあるため、放っておくのはよくありません。

ここでは、そんな悩ましい男の二重あごの危険性や、簡単にできる対策法をご紹介していきます。

二重あごを放っておくと「誤嚥性肺炎」や「睡眠時無呼吸症候群」につながることも

睡眠中の男
二重あごの方は周りを見渡せば多くいらっしゃいますし、命の危険まで考えている方は少ないかと思いますが、「誤嚥性肺炎」や「睡眠時無呼吸症候群」といった病気の原因になってしまうこともあります。

1つ目は「誤嚥性肺炎」です。誤嚥(ごえん)とは、誰でも一度は経験があると思いますが、食べ物が食道ではなく気管に入ってしまうことです。

通常でしたら、すぐにむせ、気管から押し出すことができますが、この機能がうまく働かなかった場合に誤嚥が原因で肺炎になってしまうことがあるといいます。

二重あごは「不規則な生活」や「乱れた食生活」、「表情筋の衰え」の3つが最大要因になるといわれていますが、この誤嚥は咀嚼機能の衰え、筋肉の衰えが原因でもあるので、二重あごの方はなりやすいと考えられています。

2つ目は「睡眠時無呼吸症候群」です。こちらは名前のとおり睡眠の際に呼吸が止まってしまう病気で、大きないびき等の症状があります。

本来睡眠は脳と体を休息させるためにとるものですが、呼吸停止による酸素不足を補うために心拍数を上げるなど、脳と体は命を守るためにたくさん活動。

そうなると覚醒状態が続くため、十分な休息を取ることができず集中力不足や強い眠気がしばらく続きます。

また、体に多くの負担をかけてしまうため、心臓病や脳卒中等の合併症を引き起こす場合もあるといわれているのです。

そんな睡眠時無呼吸症候群は、あごや首などに脂肪が付いて呼吸がしづらくなることも原因とされています。二重あごを軽く見ていると、恐ろしいことになりかねないのです。

「誤嚥性肺炎」は死因の2.7%で「睡眠時無呼吸症候群」の男性は成人の7%

厚生労働省が発表した、平成29年の主な死因別死亡数の割合において、「誤嚥性肺炎」は2.7%となっており、これは3.0%である不慮の事故に次ぐ数です。[注1]

また、一般社団法人日本呼吸器学会の発表によれば、成人男性の約3〜7%が「睡眠時無呼吸症候群」で、そのうち40〜50歳代が半数を占めています。

[注1]厚生労働省:平成29年(2017)人口動態統計月報年計(概数)の概況[pdf]

[注2]一般社団法人日本呼吸器学会:睡眠時無呼吸症候群

男の二重あごをケアする超簡単な5つの対策法

スルメを噛む男性
二重あごに命の危険があると思うと放っておくわけにはいきませんが、忙しくてあまり食事の時間も取れないような人がなりやすいともいわれています。そこで、1日のうち少し時間を取れば実践できる二重あご対策法をご紹介します。

ガム・スルメ・硬めのお煎餅などを使った「噛む」ストレッチを行う

二重あごの改善を目指すなら、あごの筋力アップが必要です。普段咀嚼回数が少なくなりがちな男性は、よく「噛む」というストレッチを行いましょう。

ストレッチには、ガム、スルメ、硬めのお煎餅など、長く噛んでいられて、なおかつ少し噛み続けていると疲れるぐらいに感じるものを選ぶことがおすすめです。

休憩時間に人と話したり顔を動かしたりする

スマートフォンやPCと向き合う機会が多い現代人は、表情筋を使うことが少なくなっています。

仕事中につねに笑顔でいることは難しいかと思いますが、休憩時間に人とよく話したり、隠れて顔を少しでも動かしたりといったことを意識するとよいでしょう。

一日中デスクワークを行うなら30分に一度は姿勢を正す

テレビやスマートフォンなどを見る時、自然と楽な姿勢を選び、猫背になりがちです。

背中が丸くなり肩やあごが突き出した猫背の姿勢では、首の後ろ側の筋肉が縮み、前側の筋肉が引き伸ばされた状態となっています。

この状態が続くと皮膚がたるみを引き起こして二重あごが生じやすくなり、血行が悪くなったり老廃物を溜めてしまったりすると考えられています。

一日中デスクワークをしている方であれば、30分に一度だけでも姿勢を正すよう心がけ、長時間携帯電話をいじっている方はできるだけ前のめりにならないように携帯電話を顔の前に運ぶとよいでしょう。これなら少し不自然な姿勢ですが、背筋はまっすぐになります。

また、椅子に座る際は深く腰かけると綺麗な姿勢を作りやすいです。このように、日常の姿勢を正すことが重要です。

体力がなくてもできるリンパマーサッジを行う

二重あごの原因となるむくみ、たるみの元である脂肪には、リンパマッサージを行いましょう。

上3つの方法に比べると多少時間は必要となりますが、それほど体力を使うものではありません。

方法は次のとおりです。

  1. 耳の後ろから肩まで指をゆっくり滑らせる
  2. 何度か往復させ、首、肩の疲れを取る
  3. 肩のコリを感じやすい背中の僧帽筋をゆっくりほぐす
  4. 滑らすように指を往復させ少し強めにマッサージする

マッサージ前にコップ一杯の白湯か水を飲み、体が温まっている入浴後にマッサージを行うのがおすすめです。

あごの筋肉を鍛えるエクササイズを行う

あごの筋肉を鍛えるエクササイズもおすすめです。方法は次のとおり、とても簡単です。

  1. 真上を向いて下唇を突き出し、3~5秒維持します。
  2. 唇・顔の向きをゆっくり元に戻します。

男性のためのエステを利用してプロの施術を受けることも一つの手

メンズフェイシャルエステ
自分でできるマッサージもありますが、やはり楽なのはエステに行き、プロの力を借りることです。

エステというと女性が利用するイメージで、男性は近寄りがたいと感じるかもしれませんが、近年は男性のためのメンズエステの需要も増えています。

時間とお金はかかりますが、プロに頼ることによりきちんと自分の顔の状態が分かり、美容に関するお悩みを相談することも可能です。

フェイスマッサージの他に、肩・首をほぐすマッサージや、毛穴汚れの洗浄、美白パック、保湿ケアなど、様々な施術を一度に受けられることもあります。

二重あごの他にも美容のお悩みがある方は、メンズエステの利用も検討してみましょう。

手軽にできる対策法でケアを行い難しければプロに相談する

今回は、男の二重あごの危険性や、対策法5つについてご紹介しました。

二重あごは珍しいことではありませんが、放っておくと病気につながる可能性もあります。対策法はどれも手軽にできるものばかりなので、気になりだしたらケアを始めましょう。

また、自分では手に負えないようならプロに相談してみることもおすすめです。

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