鏡を見て不安になる男性

現代のビジネスシーンでは、男性が眉毛を整えるのはひとつのマナーとなりつつあります。特に人と会う機会が多い経営者やビジネスエリートの方はしっかりと眉を整えておく必要があります。

眉毛は必要な道具を揃えれば自宅でセルフケアすることが可能ですが、整え方にはコツがありますので、あらかじめ正しい方法を押さえておきましょう。

今回は、男性が初めて眉毛を整えるときに必要なものや、眉毛を整える際のポイント、注意点について解説します。

ビジネスマンが初めて眉毛を整える際に必要なもの

ビジネスマンが初めて眉毛を整える際に揃えるべきアイテムは5つあります。

  • 眉用ハサミ
  • 眉用シェーバー
  • 毛抜き
  • 眉用コーム・スクリューブラシ
  • アイブロウペンシル

以下ではそれぞれのアイテムの使い方についてご説明します。

眉用ハサミ

ベースラインからはみ出た眉毛をカットしたり、長さを整えたりするときに使用するアイテムです。眉用ハサミは一般的なハサミに比べて刃先が細く、短くなっており、細かな微調整に適しています。

刃先がカーブしているタイプと、ストレートになっているタイプの2種類がありますが、前者の方がカットする際に刃先が上を向くので、肌を傷付けにくい仕様になっています。ストレートタイプも、刃先が丸く加工されているものなら、尖った先端で肌を傷付ける心配がなく、安全に眉毛を整えられます。

眉用シェーバー

眉まわりの産毛を処理するときに使用するアイテムです。アタッチメントをつければ、眉毛を同じ長さに揃えるときにも使用できます。

手動タイプと電動タイプの2種類がありますが、初心者の方は肌または眉毛に沿って動かしていくだけで処理できる電動タイプを使用するのがおすすめです。

なお、顔に使えるシェーバーには、眉用シェーバーの他にフェイス用シェーバーがありますが、それぞれ刃の長さが異なります。眉を整える際は眉専用のシェーバーか、フェイス兼用タイプを選ぶようにしましょう。

毛抜き

眉毛を微調整する際に使用するアイテムです。眉毛を1本1本丁寧に処理できる上、根元から引き抜くことができるので、ハサミやシェーバーよりも効果が長持ちします。

ただ、そのぶん肌に与える負担も大きいので、1~2本を微調整するときのみ使用した方が安全です。

毛抜きにはさまざまな種類がありますが、眉毛を整えるときは、1本1本の毛をピンポイントでつかめるよう、先端が細くなっているものを選ぶのがおすすめです。

眉用コーム・スクリューブラシ

眉の毛流れを整えたり、眉毛の長さをそろえてハサミでカットしたりするときに使用するアイテムです。

眉用コームは小型のくしのような形をしていて、毛をとかすように使用します。スクリューブラシはブラシがらせん状になったもので、眉毛にしっかり密着して毛流れを整えることができます。

どちらを使うかは好みですが、後述するアイブロウペンシルで眉毛を描く場合は、仕上げのぼかしに使用できるスクリューブラシを選んだ方が良いでしょう。

なお、商品によってはアイブロウペンシルと眉用コーム、もしくはスクリューブラシがセットになっているものもあります。

アイブロウペンシル

眉毛のベースラインを引くときに使用するアイテムです。

ベースラインを引かずに眉毛の形を整えようとすると、眉毛を切りすぎたり、左右でバランスが崩れたりする可能性がありますので、初めて眉毛を整える男性にとっては必須アイテムといえます。

ベースラインだけでなく、眉毛の濃さの調整にも使用したい場合は、髪色と同系統の色で、かつワントーン明るめの色をチョイスすると全体のバランスが良くなります。

ビジネスマンが初めて眉毛を整える際のポイント

余分な眉毛を抜く

ビジネスマンが初めて眉毛を整える際に押さえておきたいコツやポイントは大きく分けて3つあります。

  • 眉毛の黄金比に合わせてベースラインを引く
  • 余分な毛のみ処理する
  • 薄い部分はアイブロウペンシルで調整する

以下では、それぞれのポイントを詳しく説明します。

眉毛の黄金比に合わせてベースラインを引く

初めて眉毛を整える男性は、まず自分の目鼻の位置から眉毛のベースラインを決めましょう。

以下の眉毛の黄金比に合わせて、眉頭・眉山・眉尻の位置を決め、アイブロウペンシルでベースラインを引いていきます。

  • 眉頭:小鼻から真っ直ぐ上に伸ばした延長線上
  • 眉山:小鼻と黒目を結んだ延長線上
  • 眉尻:小鼻と目尻を結んだ延長線上

ストレート眉の場合は、眉頭から眉山までの角度を10度前後にし、不必要に曲線や角を作らないようにします。

一方、アーチ眉の場合は眉山を通過する形で、眉頭から眉尻にかけてゆるやかな曲線を描くようにベースラインを引きます。眉山に極端な角を作ると不自然な仕上がりになってしまいますので、あくまで緩めのアーチを心がけるのがポイントです。

余分な毛のみ処理する

初めて眉毛を整える場合は、ベースラインからはみ出た余分な毛を処理するだけでOK。太い毛は眉用ハサミまたは毛抜きで処理し、眉回りの産毛は眉用シェーバーで除去すると、ナチュラルで清潔感のある眉毛に整えられます。

眉用ハサミやシェーバーを使ってベースラインそのものに手を加えてしまうと、いかにも「作った」感の強い不自然な眉毛になってしまいますので要注意です。

薄い部分はアイブロウペンシルで調整する

生まれつき眉毛が薄い人や、生え方がまばらな人は、アイブロウペンシルを使って眉毛の濃さを調整しましょう。部分的に薄いところは、アイブロウペンシルで毛を1本1本書き足すと、自然な仕上がりになります。

眉全体が薄い場合は、アイブロウペンシルに加え、アイブロウパウダーを使うのがおすすめ。アイブロウペンシルを使った後、アイブロウペンシルをふんわりと乗せ、スクリューブラシでぼかせば、薄い眉を濃く仕上げることができます。

リキッドアイブロウの方がより眉毛を濃く仕上げることが可能ですが、濃さの調整が難しいので、初めての方はアイブロウペンシル&パウダーを使用することをおすすめします。

初めての際は特に気をつけたい!眉毛を整える際の注意点

眉毛を手入れする男性

眉毛を初めて整える男性が特に注意したいポイントは2つあります。

  • 眉頭、眉上はなるべくいじらない
  • 切りすぎ、剃りすぎに注意する

それぞれの注意点について、詳しく解説します。

眉頭、眉上はなるべくいじらない

初心者のうちは余分な毛のみ処理すればOKと説明しましたが、特に眉頭や眉上はなるべくいじらないのが基本です。眉頭をハサミでカットしたり、眉上のラインにシェーバーを入れたりすると、不自然な角や直線ができてしまい、違和感のある仕上がりになってしまいます。会食や会合に出席する機会が多い経営者やビジネスエリートの方は特に注意が必要です。

眉頭や眉上は剃り跡が青々と残りやすい部位なので、微調整するときも毛抜きで1~2本抜くだけに留めておいた方が無難です。

切りすぎ、剃りすぎに注意する

初めて眉毛を整える男性が最もやってしまいがちなのが、切りすぎ・剃りすぎによる失敗です。眉毛を過度にカットorシェービングすると、形がいびつになったり、過度な細眉になったりするおそれがあります。

眉毛は髪の毛に比べると伸びるスピードが遅く、切りすぎ・剃りすぎた眉毛が再び元に戻るまでには数週間の時間を要します。眉毛は人の第一印象に大きな影響を及ぼすパーツですので、人と会う機会の多い経営者やビジネスエリートの方にとっては仕事面で大きなネックになってしまいます。

眉毛を整えるときは、1本1本丁寧に処理することを意識し、一気にカットしたり、剃りすぎたりしないよう注意しましょう。

失敗せず確実に好印象を与える眉毛を手に入れるなら美容サロンがおすすめ

ここまで自分で眉毛を整える方法をご紹介してきましたが、眉毛のセルフケアは決して簡単なものではなく、少し切りすぎたり、剃りすぎたりしただけでも不自然な仕上がりになってしまうことがあります。

一度失敗すると、元に戻るまでかなりの時間を要するため、商談やプレゼン、会合、接待などに出席する経営者やビジネスエリートの方にとっては大きな痛手です。

確実にビジネスシーンで好印象を与えたいのなら、眉毛専用の美容サロンでプロに整えてもらうことをおすすめします。

メンズの眉毛スタイリング実例

ビジネスにふさわしい眉毛を手に入れたいのなら、代官山駅から徒歩3分、恵比寿・中目黒から徒歩7分にある「メンズ眉毛サロン代官山店」までお気軽にご相談ください。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事