ヘアスタイルを整える男性

ビジネスは第一印象が大事とよく言われますが、話し方や挨拶の仕方などに次いで、意外とチェックされているのが「髪型」です。

30~50歳代の社会人を対象に実施されたアンケート調査によると、初対面の相手について、「髪型をチェックする」と回答した人は半数以上の53.4%でした。[注1]

どんなにスーツや表情に気を遣っても、髪型が乱れていては相手に「だらしない」「清潔感がない」と思われてしまう可能性がありますので、デキるビジネスマンにふさわしい髪型を心がけましょう。

今回は、経営者や一流ビジネスマンに共通する髪型や、美容院の選び方、毎日のヘアケアのコツについて解説します。

[注1]マイナビニュース:ビジネスで初対面の相手のどこをチェックする?-8割がチェックする点とは

成功する経営者やビジネスマンの髪型4つの共通点

清潔感のあるヘアスタイル

ビジネスパーソンの髪型は人それぞれ異なりますが、成功している経営者や、

「清潔感がある」「肌の露出が大きい」「黒髪または黒に近い髪色」「髪にツヤがある」といったいくつかの共通点が見つかります。

ビジネスで好印象を与えるために、デキるビジネスパーソンはどんな髪型を心がけているのか、その共通点やポイントを4つご紹介します。

清潔感のある短めのカット

ビジネスパーソンの身だしなみには、何よりも清潔感が求められますので、さっぱりとした短めのカットにすると好感を持たれます。

ただ、短く刈り上げすぎると子どもっぽい印象を与えてしまう場合がありますので、ほどよい長さをキープするのがおすすめです。

ポイントは、目と耳に髪がかからず、かつ襟足が長すぎないことです。目と耳、襟足がすっきりしていれば、トップにボリュームがあっても清潔感のある髪型になります。

肌の露出が多いヘアスタイル

かつてのビジネスパーソンの定番スタイルだった七三分けは、アーティストやスポーツ選手などの影響で近年、再び注目されるようになりました。

髪の毛を7:3に分けておでこを露出させると、肌色の面積が大きくなって表情を明るく見せることができます。

また、おでこを出すと眉毛がはっきり見えて表情がわかりやすくなるのも利点のひとつです。

実際、今流行のアップバングやオールバックは、いずれもおでこを大きく露出させるヘアスタイルという点で共通しています。

黒髪or黒に近い茶髪

髪色を明るくすると若々しく見えると思われがちですが、染めていることがわかるくらいの茶髪にすると「落ち着きがない」という印象を与えてしまいます。

アパレル系やクリエイティブな業界ならカラーリングOKというケースもありますが、一般的なビジネス業界の経営者やビジネスパーソンは第一印象で負のイメージを持たれないよう、黒色または黒に近い茶髪にしている方が多いようです。

髪にツヤがある

髪にうるおいがなく、全体的にパサついていると、実年齢より老けて見られる原因になりますので、髪の毛にダメージが残っている方はしっかりケアしましょう。

デキるビジネスパーソンは、ほどよい長さのミディアムヘアにしても若々しい印象を与えられるよう、日頃のヘアケアやスタイリングでツヤのある髪型に仕上げています。

業界別に適したビジネスマンの髪型

ビジネスマンに適した髪型は業種や業界によって異なり、誠実さや真面目さを重視する業界もあれば、人当たりの良さを重視する業界もあります。

ヘアスタイルを決めるときは、自分の所属する業界に求められる雰囲気やイメージに合っているかどうかも考慮することが大切です。

ここでは一例として、ビジネスマンに適した髪型を業界別に3つご紹介します。

金融系・公務員はきっちりした髪型に整えるのがベスト

銀行などの金融系や公務員は信頼第一ですので、トレンドを押さえるよりも、無難な髪型を選ぶのがおすすめです。

毛先に動きのある髪型や、明るめの茶髪は避け、オールバックや七三分けですっきりと清潔な印象にまとめましょう。

不動産業界・自動車メーカーにお勤めの方はさわかやさを重視

不動産業界や自動車メーカーなどに勤務しているビジネスマンは、顧客が悩みや要望を話しやすいよう、人当たりがよく、爽やかな髪型にまとめるのがポイントです。

無造作ヘアはNGですが、多少毛先に動きをつけたヘアスタイルにすると、全体的に柔らかで話しやすい雰囲気を演出できます。

IT業界勤務の人は清潔感を重視しつつ、トレンドをしっかり押さえる

時代の変化にいち早く対応することが求められるIT業界では、誠実さや真面目さだけでなく、センスの良さも重視される傾向にあります。

あまり自由すぎる髪型にするのは問題ありですが、落ち着いた髪色ならツーブロックでスッキリまとめ、活動的なイメージを与えるのもおすすめです。

ビジネスマンとしてNGな髪型

ビジネスマンは第一印象が大切ですので、相手を不快にしたり、マイナスの印象を与えてしまったりする髪型はNGです。

特に以下のような髪型は相手に反感を持たれやすいので注意しましょう。

前髪・えり足が長い

目元が隠れるほど長い前髪や、肩にかかるほどえり足の長いヘアスタイルは、「だらしない」「清潔感がない」という印象を与えてしまいます。

前髪が長い場合はヘアスタイリング剤を使用して横に流すか、あるいはオールバックにしておでこをすっきり露出させましょう。

明るすぎる髪色

アパレル系や美容師なら多少派手な髪色にしても問題ありませんが、一般的なビジネスパーソンが髪色を明るく染めすぎると、「軽そう」「TPOをわきまえられない人」などのマイナス印象を持たれてしまいます。

特に人と会う機会の多い経営者や高収入のビジネスパーソンは、地毛の黒髪か、あるいはダークブラウン系のカラーに抑えておきましょう。

テカりやベタつきがある

フケ症の人や脂性の人、あるいはヘアスタイリング剤をべったりつける人は、髪の毛が不自然にテカテカと光り、不潔な印象を与えてしまいがちです。

スタイリング剤を使用する場合は適量を守り、ナチュラルな質感を意識しましょう。

フケ症や脂性の人は、生活習慣の乱れや誤ったヘアケアがトラブルの原因になっている可能性がありますので、お手入れの見直すことをおすすめします。

成功する経営者やビジネスマンの美容院の選び方

美容院は店舗によってサービスや価格、技術力などに大きな違いがあります。

では、ビジネスマンにふさわしい髪型にセットしてもらうためには、美容院の客層や在籍する美容師のスキル、美容院の立地条件などをもとに、最適な美容院を選ぶことが大切です。

ここではビジネスマンにおすすめの美容院の選び方のポイントを3つご紹介します。

メンズの客層が多い美容院かどうか

美容院は基本的に女性と男性の区別はなく、誰でも利用することができます。

ただ、女性をメインターゲットにしている美容院では、男性客が少ないため、メンズのカットやスタイリングの実績が浅い傾向にあります。

当然ですが、男性と女性では髪質や髪型が大きく異なりますので、女性をメインターゲットにしている美容院に行くと、イメージと違う髪型にされてしまう可能性があります。

男性と女性のどちらをメインターゲットにしているかは、美容院のホームページに掲載されている写真などから判断できますので、まずはメンズの客層が多い美容院を探し出すところからスタートしましょう。

美容師のプロフィールをチェックする

腕のいい美容師が在籍しているかどうかは、美容院のホームページなどに掲載されているプロフィールをチェックすることで判断できます。

プロフィールには名前や略歴のほか、どんなヘアスタイルを得意としているのか、どのような技術に定評があるのかがくわしく記載されています。

「ビジネスマンに人気のヘアスタイルが得意」「メンズのカット・パーマに定評がある」など、ビジネスマン向けのヘアスタイルに自信のある美容院が在籍しているお店を選べば、こちらの要望を叶えるだけでなく、骨格や髪質に合ったヘアスタイルの提案も期待できます。

オフィス街にある美容院を選ぶ

美容院は街中の至る所に点在していますが、なかでもオフィス街にある美容院は、周辺を行き交うビジネスパーソンをターゲットにしています。

ビジネスマン向けのカットやパーマ、スタイリングを熟知しているのはもちろん、ビジネス業界の最新トレンドなどもチェックしているので、いち早く流行のヘアスタイルを取り入れることもできます。

成功する経営者やビジネスマンのヘアケアのコツ

シャンプー

いくらスタイリッシュな髪型にしても、肝心の髪の毛が傷んでいると若々しさや清潔感を感じられなくなってしまいますので、毎日正しい方法でヘアケアすることが大切です。

特に髪の毛は、ストレスや紫外線、加齢などの影響を受けやすい傾向にありますので、定期的にヘアケアを行い、健康的な髪を維持することを心がけましょう。

ここでは、ビジネスマンが押さえておきたいヘアケアのコツを3つご紹介します。

正しい方法でシャンプーする

洗髪時に爪を立ててゴシゴシこすったり、ドライヤーをかけずに自然乾燥させたりすると、頭皮や髪が傷む原因とので注意しましょう。

シャンプーをするときは、指の腹を使って優しくマッサージするように洗い、頭皮にダメージを与えずに汚れだけを上手に落とすのがポイントです。

シャンプー後は放置せずにすぐドライヤーを使用し、根元から髪を乾かすと、生乾きによる雑菌の繁殖や頭皮の冷えを予防することができます。

トリートメントやヘアオイルでケアする

髪にダメージが蓄積している場合は、シャンプー後にトリートメントやヘアオイルを使用し、髪に栄養とうるおいを補給しましょう。

どちらの場合も、傷みやすい毛先を重点的にケアすると、髪全体のダメージを効率よく修復できます。

ヘアオイルにはツヤ出しの効果もありますので、シャンプー後だけでなく、朝のスタイリング時にもさっとつけていきましょう。

日差しが強い日はスプレータイプの日焼け止めを使用する

体の一番上にある髪の毛は、紫外線の影響を受けやすいので、夏場など日差しの強い日はスプレータイプの日焼け止めを使ったUV対策が必須です。

とはいえ、仕事中のビジネスマンはなかなか帽子をかぶれないので、出かける前にスプレータイプの日焼け止めを使用するのがおすすめです。

プライベートではなるべく帽子をかぶり、なるべく紫外線を浴びないよう配慮しましょう。

経営者やビジネスマンは髪だけでなく頭皮や顔まわりのケアも大切

ここまでビジネスマンの髪型やヘアケアの重要性についてご説明してきましたが、ヘアスタイルにこだわるのなら、頭皮や顔まわりのケアにも気を遣うことが大切です。

頭皮からフケやにおいが出ていたり、顔にニキビや吹き出物ができていたりすると、いくら髪型を整えていても、不潔な印象を与えてしまいます。

逆に頭皮や肌が健康的なら、髪型の良さもぐっと引き立ち、ビジネス相手により良い雰囲気を印象づけられるでしょう。

成功する経営者やビジネスマンは、髪型と肌にこだわりを持っている

成功している経営者やエリートビジネスマンは、ビジネス相手に好印象を与えられるよう、清潔感のある髪型にこだわっています。

似合う髪型は人それぞれ異なりますが、目・耳・襟足をスッキリさせる、肌の露出を大きくするといったコツをつかめば、誰でも清潔感あふれるヘアスタイルを実現することができます。

ただ、髪型に気を遣っても、頭皮や肌が衰えていると魅力が半減してしまいますので、ヘアケアだけでなく、日頃からスキンケアにも気を遣うことが大切です。

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