鏡を見る男性

男性が眉毛を整えるとき、とくに注意したいのが眉毛の太さです。

男の眉毛は太いほどよいと思われがちですが、実際は人によって適切な太さは異なります。特に経営者やビジネスエリートの方は、第一印象でビジネスの結果が大きく変わることもあるので、眉毛を整えるときは適切な眉の太さをチェックしておくことが大切です。

今回は、男性が眉毛の太さを気にするべき理由や、理想の眉毛の太さ、今ある眉毛を活かした整え方について解説します。

男性こそ眉毛の太さを気にするべき理由

男性が眉毛の太さを気にするべき理由は、眉毛の太さによって顔の印象ががらりと変わるためです。

一般的に、眉毛は太いほど男らしく、ワイルドなイメージになり、眉毛が細くなるにつれて中性的な印象になっていきます。

ビジネスでは、しばしば「頼もしさ」や「力強さ」が重視されますので、男性はなるべく太い眉毛にしたほうがよいと思われがちです。しかし、太すぎる眉毛は主張が強く、眉毛だけが浮いて見えてしまう可能性があります。

見た目もワイルドを通り越して「いかつい」「ごつい」といったマイナス寄りのイメージになってしまい、対面した相手に威圧感や不安感を与えてしまう可能性があります。

そもそも、眉毛の太さはほかのパーツとのバランスを考慮して決めるものなので、男性だからといって「太ければ太いほどよい」と考えるのは間違いです。

細すぎる眉毛も「やんちゃっぽい」「怖い」というイメージを与えてしまいがちですが、逆に太すぎる眉毛もビジネスにおいて悪影響を及ぼす原因になります。

とくに人と会う機会の多い経営者やビジネスエリートの方は、自分にとって適切な太さの眉毛に仕上げることが大切です。

できる男に!理想の眉毛の太さとは

眉毛の太さをチェック

ビジネスシーンに適しており、自分に合った理想の眉毛に仕上げるには、眉の太さを目の縦幅と同じくらいにそろえるのがポイントです。

ここでいう目の縦幅とは、最も幅が大きくなる部分、具体的には黒目のちょうど中央部分の幅のことです。

目が大きいのに眉毛だけが細かったり、切れ長の目なのに眉毛だけが太かったりすると、全体的にアンバランスな仕上がりになってしまいます。眉毛の太さは目の縦幅より太すぎたり、細すぎたりしないよう注意しましょう。

目とバランスの取れた太眉は、キリッと凜々しい印象になり、ビジネスでは「頼もしい」「意志が強そう」など、好ましいイメージを与えることができます。

なお、営業や販売を担当している関係上、やや柔和で穏やかな印象に見せたいというときは、眉の太さを目の縦幅の2/3まで細くしてもOKです。それ以上細くすると顔の表情がわかりにくくなり、温和というよりも「怖い」「何を考えているかわからない」といったマイナスイメージを与えやすくなり、かえってビジネスで不利になってしまうので要注意です。

今の眉毛を活かした整え方

男性は女性とは異なり、アイメイクを施さない方が多いので、今ある眉毛を活かして整えるのが基本となります。

今の眉毛を活かした整え方のポイントは以下のとおりです。

  • 眉毛のアウトラインを決める
  • 不要な部分をカットする
  • 眉毛の長さを整える

それぞれのポイントについて、詳しく解説します。

ステップ1. 眉毛のアウトラインを決める

眉毛のアウトラインは、以下の3点を基準に、目や鼻とのバランスを考えて決めていきます。

  • 眉頭:小鼻から真っ直ぐ上に伸ばした延長線上
  • 眉山:小鼻と黒目の外側を結んだ延長線上
  • 眉尻:小鼻と目尻を結んだ延長線上 高さは眉頭の5~15度に収める

眉尻の角度は、丸顔または面長の方はやや控え目に。卵型の顔や四角顔の方はやや角度をつけると、輪郭とのバランスも良くなります。

眉頭、眉山、眉尻の位置が決まったら、アイブロウペンシルを使って点と点を結び、アウトラインを描きます。

凜々しい印象を与えたい場合は、眉頭から眉山、眉尻までの間にほぼ角度をつけないストレート眉に。穏やかで柔らかい印象を与えたい場合は、眉頭から眉尻にかけて緩やかなアーチを描くようにすると、理想的な顔立ちに近付けます。

ステップ2. 不要な部分をカットする

眉用はさみを使って、アウトラインからはみ出た不要な眉毛をカットします。

もともと眉毛が濃い方は毛量が多いので、カットする面積も大きくなりますが、いきなりはさみでばっさり切ってしまうと不自然な仕上がりになってしまう可能性があります。

とくに営業で人と会うことの多いビジネスパーソンは、眉毛を切りすぎて印象を悪くすることだけは避けたいものです。眉毛を整えることに慣れていない場合は、なるべく1本ずつ丁寧にカットしていくことを心がけましょう。

先端が少しカーブしているタイプの眉用はさみを使うときは、切っ先を上に向けた状態で使用すると、肌を傷付けずに済みます。

眉下の毛をカットする場合は眉尻の方からまっすぐはさみを入れ、眉上をお手入れするときは、ややはさみを立てるようにしてカットすると失敗しにくくなります。

眉尻は、眉に対して垂直にはさみを入れると不自然な直角ができてしまうので、眉と平行に刃先を入れるのがポイントです。

眉周りの産毛のケアは、眉用シェーバーを使用すると、細くて柔らかい毛も根元からきれいに処理できます。刃先を立てると肌を傷付けるおそれがありますので、肌に沿って寝かせるように使用しましょう。

ステップ3. 眉毛の長さを整える

アウトラインが整ったら、最後に眉用コームとはさみを使って眉毛の長さを調整します。

まず眉用コームを眉毛に対して斜め下にいれ、アウトラインからはみ出た部分をはさみでカットしていきます。このとき、眉毛を上から潰してしまわないよう、少し手前に浮かせるようにすると、切りすぎを防ぐことができます。

長さをそろえるときも、一気にばっさりカットしてしまわず、少しずつ微調整しながら切っていくのが失敗しないコツです。

理想の眉毛に仕上げるときに気をつけたいポイント

眉頭

理想の眉毛に整えたいのなら、お手入れの最中に以下のポイントに気をつけましょう。

  • 眉頭・眉上はなるべく手を入れない
  • はさみ・シェーバーで形を作ろうとしない

それぞれの注意点について、詳しく解説します。

眉頭・眉上はなるべく手を入れない

眉頭や眉上に手を加えすぎると、眉全体のバランスが崩れたり、剃り跡がくっきり残ったりする原因になります。

アウトラインからはみ出た毛をカットするくらいなら問題ありませんが、必要以上にはさみを入れたり、シェーバーで眉上のラインを整えたりするのはやめた方がよいでしょう。

眉頭に関しては、ボサボサの状態になっていない限り、長さの調整も控え目にしたほうが無難です。

はさみ・シェーバーで形を作ろうとしない

眉用はさみで眉山の角を作ったり、眉用シェーバーでアウトラインを整えたりすると、いかにも作り物めいた不自然な仕上がりになってしまいがちです。

眉用はさみ・シェーバーはあくまで不要な毛を処理するためのものであり、眉そのものをデザインする道具ではないことをあらかじめ理解しておきましょう。

以上、理想の太さの眉毛に仕上げる際の注意点を説明しましたが、眉毛を自分で整えるのは簡単なことではありません。

実際、20~50代の男性を対象に実施した意識調査によると、自分で眉毛を整えた男性のうち、7割以上は眉毛ケアを失敗した経験があると回答しています。[注1]

眉毛は髪の毛に比べると生えるスピードが遅く、切りすぎ・剃りすぎた眉毛が元に戻るまでには1ヵ月程度の時間がかかってしまいます。

人前に出る機会の多い経営者の方や、商談・プレゼンなどを数多くこなすビジネスエリートの方にとって、眉毛ケアの失敗は致命傷になりかねません。無理に自分で整えようとせず、眉毛サロンでプロの助けを借りることをおすすめします。

[注1]PR TIMES:<男性の眉毛ケアに関する意識調査>自分の眉毛に対する”自信度”は平均48.7%と自信薄!?新元号・令和時代の理想の男性眉は“しっかりナチュラル”

理想の太さの眉毛に整えて、仕事のデキる男を目指そう!

眉毛の太さは、目の縦幅と同じか、あるいは2/3程度に整えるのが理想です。目とバランスの取れた眉毛はキリッと凜々しく、ビジネスで求められる「頼もしさ」「力強さ」をアピールすることが可能です。

あまりメイクをしない男性は、今ある自分の眉毛を活かして形を整えるのが基本となります。したがって、目や鼻とのバランスから最適な眉毛の形・太さを割り出し、眉用はさみやシェーバーで丁寧にお手入れしていきましょう。

ただ、初めから理想の眉毛に仕上げるのは難しいので、眉毛ケアを失敗できない経営者やビジネスエリートの方は、眉毛サロンでプロに整えてもらったほうがよいでしょう。

メンズの眉毛スタイリング実例

自分にぴったりの理想の眉毛に整えたいときは、代官山駅から徒歩3分、恵比寿・中目黒から徒歩7分のところにあるメンズ眉毛サロン代官山店まで、お気軽にご相談ください。

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